ある程度の実績が出来てくると「これは私の力で成功した!」と、言い出す人が多いです。
スタートしたばかりの頃は謙虚だったのに、その頃とは別人のようになる人もいます。
本当にそうでしょうか?
確かに夢や目標を実現するためには、本人の実力や才能、もしくは行動力などがないと無理でしょう。
だけどそれだけで物事を実現させるのは不可能だったはずです。
営業職の人が、その会社で営業成績トップになりました。
確かに営業力というのは、ずば抜けていたかもしれません。
しかし、そこには必ずお客様がいます。
お客様がいなかったら、どれだけ才能があっても絶対に成績はあがりません。
また営業なので当然商材があります。
もしその商材が架空のものだったり詐欺まがいのものだったらどうでしょうか?
一時は成績があがるかもしれませんが、その後はクレームや場合によっては訴訟にまでなりますね。
詐欺でないとしても、会社なので事務処理をしてくれる人が、いつまでたっても処理をしなかったら、これもクレームになります。
お客様にしてみたら、営業をした貴方の責任になります。
だけど、そういうしっかりした商材があり、付随業務をやってくれる人達が業務を遂行してくれるからこそ、営業成績があがっていくわけです。
なので、お客様に感謝して、業務に携わっている全ての人に感謝しなくはいけません。
もっといえば、そもそもその仕事そのものがあること、会社が存在すること自体、当然ではないのです。
10年間、会社が存続する割合は全体の6.4%程度だと言われています。
つまり、どれだけ営業成績のよい人でも会社そのものが数年でなくなってしまう可能性の方が大きいのです。
今の時点で働くことの出来る会社があることにも感謝するべきではないでしょうか。
(ブラック企業云々の話は別として・・・)

ある程度の実力や実績が出来ると、平気で裏切るような行為をする人もいます。
成績がよいから会社のお客様を引き抜いて独立するなど法的に問題がなくても裏切り行為と言えるでしょう。
しかし裏切り行為をするような人は、やはりお客様からもそういう人だという目で見られます。
上手くいっている間は良いけれど、少しでも傾き始めたら今度は自分が裏切られる立場になります。
独立などでは、しっかりと会社に筋を通してお互いが納得した形で独立をする。
そうすることによって、独立後も良い関係を持ちお客様からの信頼も得られるというものです。
最近では、引き抜きや情報漏洩など、入社時の契約書、退職時の誓約書、社則などで厳しく定められていることが多いです。
しかし、それでも訴訟問題になることが少なくありません。
それはお互いにとってマイナスでしかありません。
もし裁判で勝訴したところで、裏切り行為から得たものというのは、必ず失ってしまいます。
関わっていること全てに感謝して、裏切り行為をしない。
当たり前のことですが、目標の実現のためには、意識して必ず守るべきことの一つではないでしょうか。
