脳は勘違いする

2024年3月15日

意識して「やりたいことが実現した自分」を演じ続けていると、やがてその行動が習慣になっていきます。
習慣になれば、意識していなくても自然と“実現した後の行動”を取るようになります。
たとえ、現実がまだ追いついていなくてもです。

人の脳は、習慣化された行動こそが“正しい状態”だと認識する仕組みを持っています。
だから、その正しい状態から外れると違和感を覚え、元に戻そうとします。
つまり、「目標が叶った自分の行動」を続けて習慣化できれば、脳はその状態を本来だと判断し、無意識にそこへ戻ろうとするのです。

脳を“お金持ち”だと勘違いさせると起きること

極端な例ですが——
もしお金持ちが取るような行動を無意識でできるまで習慣化できれば、脳は「自分はお金持ちだ」と信じ込みます。
そして現実の自分がそうでない場合、脳は「これは間違っている」と判断し、行動を“お金持ちの自分”に一致させようとします。
その結果、現実も徐々に理想へ寄っていくのです。

ダイエットにも応用できる

もっと身近なもので言えば、ダイエットも同じです。
理想の体型を手にした自分をイメージし、その人が取るであろう行動を成功前から始めてみる。

  • 姿勢を整える
  • 歩き方を変える
  • 理想サイズの服を買う
  • 痩せている人の食習慣を真似する

こうした行動を続けると、脳は「私は痩せている」と勘違いします。
すると現状の“太っている自分”に違和感を覚え、無意識が自然と痩せる方向へ行動を修正し始めます。

もちろん体質などの個人差はありますが、本気で続ければ多くの場合うまくいくでしょう。

ネガティブな情報は脳の足を引っぱる

ここで重要なのは、ネガティブな情報を取り込まないこと。

  • 「私には無理」
  • 「こんなことやっても意味がない」
  • 「不景気だから」
  • 「どうせ痩せない」
  • 「体質だから無理」

こうした言葉が脳に入ると、脳は“変わらない理由”の方を正しいと判断し、今の自分に留まろうとします。

脳にとって、変わらないことは楽で心地よい状態だからです。

行動を習慣化して、脳に“当たり前”と覚えさせる

だからこそ、変わりたいなら行動を習慣化し、「これが自分にとっての当たり前だ」という情報を脳に渡してあげる必要があります。
脳を“勘違いさせる”のです。

いったん脳がその状態を正しいと認識すれば、今度は変わった後の自分でいることの方が楽になります。
ここまで来れば、変化は自然と続きます。


理想を叶える一番の近道は、脳を先に“理想の自分”だと勘違いさせること

人は、脳が信じたものに合わせて行動を変えます。
だからこそ、理想を実現したいなら、まずは行動から理想を作り、脳に勘違いさせることが早道なのです。