天国と地獄

2024年6月20日

天国と地獄は自分次第?

人生の中で、ふと立ち止まって考えさせられる瞬間がある。
先日、父の一周忌法要のために帰省した際、住職のお話を聞いて、そんな瞬間を味わった。
普段は何気なく過ごしている日常の中で、私たちは「自分中心」で動きがちだ。
しかし、この話を聞いて、考え方次第で日々の暮らしは天国にも地獄にもなるのだと改めて実感した。

天国と地獄は同じ

住職が話してくれたのは「天国と地獄は基本的に同じ」ということ。
例えとして、大皿と長箸の話が出てきた。

地獄では、大きな皿にたくさんの料理が盛られている。
その周りを長い箸を持った人々が取り囲む。
箸は長すぎて自分の口に運ぶことができない。
食べ物を掴もうとしても届かず、誰も満たされない。
みんな食べたいのに、結局飢えて苦しむ。

天国でも、大皿にたくさんの料理が並び、長い箸を持った人々が取り囲む。
だが、ここでは掴んだ食べ物を目の前の相手に渡す。
「あなたからどうぞ」と譲り合うことで、互いに満たされ、健康で幸せでいられる。

どちらも見た目は同じ光景だ。
しかし、自分中心か、周りを思いやるかで天国にも地獄にもなる。

自分中心では地獄、思いやりで天国

この話が教えてくれるのはシンプルだ。
どんな状況でも、自分のことだけを考えていると地獄のような苦しみが待っている。
周りのことを思いやり、相手のことを気にかけて行動すれば、天国のように満たされた毎日を送れる。

つい忙しさや自分の都合に流されてしまうが、ふと立ち止まり、この話を思い出すと、自分の行動や考え方を見直すきっかけになる。

改めて考える

この大皿の話は過去にも何度も聞いたことがある。
だが、最近の自分の状況を振り返りながら聞くと、改めて深く心に響いた。

自分のことを考えるのは当然である。
だが、周りのことも気にかけて生活することが、日々を豊かにすることにつながる。
小さな思いやりや譲り合いが、結果として自分自身の満足や幸福にもつながるのだ。
日常の些細な行動や心遣いが、天国と地獄の分かれ道になるということだ。